衣毘須神社
小浜海岸の岩礁「宮ヶ島」に鎮座する、事代主之命(ことしろぬしのみこと)、えびす様とも呼ばれる神様を主祭神とする神社です。漁業の神様として、えびす様の総本宮である美保神社から分霊されています。小野村誌によると、「1709(宝永6年)に海龍山に小さな祠を建てた」という記述があるようです。現在の地には、1867(慶応3)年に遷宮されました。干潮で風の穏やかな日などに、砂浜を通って参拝することができることから、『山陰のモンサンミッシェル』と呼ばれています。晴れて穏やかな日には、海が透明度の高いブルー。この小浜海岸は、皇居の壁画東山魁夷「朝明けの潮」の波のヒントにもなったといわれており、荒波の風景も別の魅力ある風景となっています。